世の中のプラスチックは分解に400年もかかることをご存じですか?
ニュースでも海洋のプラスチックゴミを2040年までにゼロにすると掲げていて、世界的にも更に脱プラの動きが加速しています。
身近な所から脱プラを促す風雲児であるスタッシャーは、サステナブルな保存容器を世に送り出して地球環境の改善を少しずつ行なっています。
便利であることはもちろんのこと、スタッシャーを使うだけで脱プラになり、海洋の魚達の住む世界を守る一歩になります。
使い捨てプラスチックから、繰り返し使用ができる保存容器へ。
ですが、いくつかのサイズが出ていて気になっていざ買おうと思っても実際の使い勝手がどうなのか、気になるところだと思います。
そこで今回はスタッシャーの中でも特に使われる方が多いと思われるボウルシリーズ•サンドイッチシリーズ•スタンドアップシリーズ、そして応用を効かせた使い方がされているゴーバッグシリーズの4種類を取り上げて深掘り!口コミと評判をまとめてご紹介!
気になった方は是非チェックしてみて下さい!
保存容器のサステナブルアイテムを作る企業、スタッシャー
スタッシャーは、2016年に設立されたアメリカに本社を置く、保存容器を中心としたキッチンウェアメーカー。
スタッシャー社のミッションは、環境にやさしい、高品質かつ機能的な製品を提供することで、消費者の暮らしをより便利で持続可能なものにすること。
主力製品は、今回この記事でも取り上げている、サステナブルな考えを重きに置いたプラチナシリコン製保存容器。その他にも、キッチンツールやストレージバッグ、ストローや食品包装など、様々な商品を取り扱っています。
そしてどの製品も、プラチナシリコンといわれる環境にやさしい材料を使用することで、プラスチックの使用量を減らし、廃棄物を削減することを目的としている企業です。また、製品の開発から製造、パッケージングに至るまで、環境に配慮した方法を取り入れています。地球環境に配慮された素晴らしい企業が年々増えているのは嬉しいことです。
世界の地球環境への関心に後押しされる形で急速に成長。多くの消費者の方に支持されつつある企業のひとつです。
そんなスタッシャーのサステナブル保存容器、メリットとデメリットを交えながら実際の声とあわせてまとめてみました。
シリコン保存容器スタッシャーの特徴は?
地球環境にやさしいのはもちろん、料理に対しての応用性が高いのが特徴です。
- 洗えば何回でも使える(約3000回)
- 原料は多くの医療用器具や乳幼児用の製品に使用されているピュアプラチナシリコーン100%
- 耐熱温度は250℃、耐冷温度は-18度。加熱・冷凍OK!幅広い温度に対応。
- 電子レンジ、オーブン、湯せんでの調理、冷蔵、冷凍での保存、食洗機での洗浄が可能。
- ピンチロックシステムで密閉できるため、液漏れもなし。
直火やグリル以外は大体いけるという、時短のお供になってくれそうな機能が満載。
サイズごとの用途と実際の使用感はどうなのか、まとめてみました。
スタッシャー『ボウル』シリーズのサイズ展開と実際の声
ボウルシリーズの特徴
SS~LLサイズと、幅広いサイズ展開。
底が平らなデザインで使いやすく、お弁当箱やカット野菜をいれたりできます。
口が大きいので中身の出し入れや洗浄がよりしやすく、スープやドレッシング、液体を注ぐのに便利な注ぎ口が両端についています。
サイズ別のおすすめな使い方
SSサイズ
カットした野菜や果物の冷蔵保存、ソースやドレッシングの保存に最適そう!
SSサイズの口コミ
お弁当にフルーツやゼリーを凍らせたものなどを入れる目的で購入。 密閉できるので漏れもなく、空気に触れないからフルーツも変色しにくい。 お弁当以外でも残り物入れたり、小さい葉物を立てて保存できます。 自立するから入れやすく洗いやすいしとてもおすすめ。
SSでも思ったより入って、調理後の炒めた挽肉をSSに入れてみたところ結構入りました。これから色々使うのが楽しみです。
Sサイズ
SSサイズよりも一回り大きいSサイズ。少量の余ったおかずの保存や冷凍はもちろん、スープやオートミールの保存にも良さそうですね!
Sサイズの口コミ
ポテトサラダをSサイズで作りました。保存もそのまま冷蔵庫へ。短時間で手間も省けて使い勝手も良くとても便利でした。ボウルタイプは倒れることもなく、使いやすそうです。シリコンの臭いも特に気になりません!
Sサイズは切った野菜を入れておくのにちょうどいいサイズ感で、さっそく活躍してくれています。
Mサイズ
1人分の食品の電子レンジ加熱調理、保存に適したサイズです。
一人暮らしの方にピッタリのサイズ感ですね!
Mサイズの口コミ
Mサイズはオーブン料理などに使い始めました!
クリアカラーはニンジンで着色しましたが、天日干しですぐ消えました。
使い勝手が良いので今後増やしていきたいです!
容器の閉めやすさ、立たせた時の安定感抜群に最高です。
カレーなどを入れた時には色移り、匂い移りはします。プラスチックのタッパーと同じですね。
一番良いなと思った点は、煮物の保存です。
容器に入れた時は少しだけ口を開けた状態で空気を抜いて閉めれば、少しの汁でもしっかり浸かってくれてる気がします。
Lサイズ
2~3人分のスープの保存にピッタリのサイズ。家族の分を作り置きしたり、余分に作り込んで冷凍しておいたりと、更に用途の幅が広がりそう。
Lサイズの口コミ
キャベツ1/4個が丸々入るサイズで、野菜室で大活躍してくれています!
開口部が拳1個分あいているので、食洗機で洗いやすいし、乾きやすいので1番使い勝手が良さそうです。支えのための皿も不要で、洗い物が本当にラクに。ちょっとお高いけど、半永久的に使えると思えば、いい買い物でした。
LLサイズ
大きな葉物野菜や果物の冷蔵保存、作り置きの電子レンジ加熱調理にピッタリの大きめサイズ。
ボウルタイプにはマチがついているため量はたくさん入りますが、それだけかさばってしまう為、サイズには注意が必要です。
LLサイズの口コミ
美味しい果物を保存しております。なかなか役に立ってくれます!
構造的に仕方ないのですが、液体類を注ぎ出すときや洗う時にジップ部分の溝が少し扱いにくいなと感じることがあります。
ボウルシリーズの口コミで全体的に見受けられるのは容器が自立してくれるため使いやすいという意見でした!
ジップの部分がしっかりしているが故に溝部分が少し扱いにくいという意見もありました。
使い方と用途を想像しながらサイズをしっかり選ぶことが大切ですね。
スタッシャー『サンドイッチ』シリーズのサイズ展開と実際の声
サンドイッチシリーズの特徴
EZサンドイッチサイズ
サンドイッチシリーズのおすすめはEZサンドイッチサイズ!
EZという表現が少しわかりづらいかもしれませんので補足しておくと、EZシリーズは口の部分が進化した新シリーズのことで、力に自信のない方や、指が小さい方でも簡単に開けることができるようになっているタイプです。
ボウルシリーズに比べ、開口部の広がり方に不満を感じる声が多い印象。
こちらも保存したいもの、用途に合わせてメリットデメリットを考えながらの検討が必要になりそうですね!
開口部が使いやすいように進化。
マチ部分が大きくなっているため使いやすく改良されています!
使い勝手を重視するならEZサンドイッチサイズがいいかもしれませんね!
EZサンドイッチサイズの口コミ
イエローシーとタイダイレッドを購入!どちらも可愛い!
サンドイッチを入れようとは思いませんが、子供のおやつ入れにしたり、プールや海にも活躍しそうです。
他にも持っているけど1番使う種類です。小分け保管も重宝します。
そのままレンチンもできるし、使い捨てより高いけど、ゴミにならないのがいいです。
サンドイッチシリーズは豊富なカラーラインナップも魅力!かわいいカラーがたくさんあるので自分好みの相棒が見つかりそうです!
スタッシャー『スタンドアップ』シリーズのサイズ展開と実際の声
スタンドアップシリーズの特徴
サイズ展開はミニ・ミディアム・メガの3種類。
自立するマチ付きタイプで、ボウルタイプより少しカクカクと四角い形です。形が違うだけで、用途としてはボウルタイプに似た使い方が可能です!
サイズ別のおすすめな使い方
スタンドアップ ミニ
フルーツやサラダを入れてお弁当代わりにしたり、一人用のスープやカレーの温め保存、化粧品ポーチとしても使えそうなサイズ!
スタンドアップミニの口コミ
マチつきで厚みがあるので、トマトや果物を入れて使ってます!
潰れないし、蓋もしっかり閉まるし、とにかく重宝してます!
個人的には中が見やすいクリアがお気に入りですが、中身の種類を分けて色別で管理するのに、色もたくさんあって良いと思います。
エコで経済的!浅漬けやお肉の下味漬けなどにつかっています。
繰り返し使うことができるので、経済的だと思います。
スタンドアップ ミディアム
カレーやスープなどの調理・保存に便利なミニより一回り大きめのサイズ。
スタンドアップミディアムの口コミ
パスタを食べたいときレンジでパパッと調理できて、結構イイ感じ!
難点を上げるなら蓋が開けづらいところですかね。
手が塞がってるとき誰かに持ってもらわないと入れにくいです。
だけどコンパクトで場所は取らないし、料理してそのまま蓋を閉じて冷蔵庫に入れられるから時短で便利です。
マチ付きが万能で使いやすい!
子供用のホットケーキやご飯の冷凍ストック、餃子を多めに作ってストックなど、冷凍ストックが欠かせない我が家では、今までジップロックで対応していたけど、袋の劣化、破れなどでなかなか枚数を消費していたのが、これを買ってからはゴミも減り、買い溜めストックも減り、冷凍庫の中も快適で最高です!
スタンドアップ メガ
レタスやキャベツなど葉物の冷蔵保存。お米の保存。家族4~5人分の食品の保存、電子レンジ加熱調理に最適です!
スタンドアップメガの口コミ
パンの保存に使用してますがメガサイズはパンを作り置きあるいはまとめ買いしたときに使用。ただ冷凍庫に入れると匂いが篭ります。使用後は酸素系漂白剤を少し入れてつけ置き洗いが必要。あとは入り口付近の溝にパンの粉が入ると取り除くのがやや難しいです。
大量の野菜(白菜など)の保存用に購入。
マチの幅も広くて作りもしっかりしているので、重宝しそうです。
3種類のサイズ展開でも幅広い用途があり、ひとつあればいろんなことが出来そうです!
特にメガサイズは、めんどくさがりの筆者も愛用しています!
スタッシャー『GO BAG』の特徴と実際の声
ゴーバッグシリーズの特徴
今回ご紹介してきたシリーズは基本的にお料理や保存容器の万能アイテムで使われていました。
他にもハーフガロンサイズ、EZスナックサイズなどの違った用途に使えるラインナップはありますが、スタッシャーにはこんなアイテムもあります。
スタッシャーの保存容器を応用したタイプのゴーバッグ。付いているカラビナはリサイクルされたアルミでできていて、細部までサステナブルです。
おすすめの使い方
スマホ、サングラス入れ、ペットのお散歩バッグに〇。
リュックやカバンにひっかけて収納すればカバンの中を探す時間もなくなります。
ゴーバッグの口コミ
思ったよりいろいろ入れることができるし、密閉できるから、雨が降っても安心。
スマホの充電器やケーブルをまとめて入れてます。
全体を丸洗いできるけど、素材的にどうしても埃などが付きやすいので、そこは難点かなぁ。
付きにくい加工とかできたら、最高ですね。
年齢とともに、鞄の中をごそごそすることがおおくなり、その防止に。
携帯やイヤホンをまとめていれておいたり、防水にもなるので、温泉に行く際にも、化粧品などをいれておくのにいいかなとおもったり。カバンにかけられるのが決め手です。最近は鍵をさがさないように鞄の持ち手にかけているのですが、鍵をいれるのにもよさそう。
どうしてもシリコン素材なので埃がつきやすいのは難点ですね。
ですが便利です!使いだすと手放せないアイテムになること間違いなしです!
プラスチック容器のメリットデメリット
プラスチック容器は、耐久性があるうえに低コストで大量生産ができるのでとても安価なのが最大のメリットです。
ですが、低コスト、安価が故に、買う・使う・捨てる・また買うのサイクルとなり、捨てることを前提に作られるプラスチック製品は決してエコとは言えないのが現状です。
また、石油由来の原料によって製造される一般のプラスチックは、限りある化石燃料を原料とするうえ、生産にも廃棄にもCO2が排出されるため、採掘・生産・廃棄、自然への流出も含め全ての段階でCO2を発生させ、環境に負荷をかけてしまいます。
分解するのに400年もかかる使い捨てプラスチックの理想と現実
便利なものだからあらゆる場面でつかってしまいがちなプラスチック。ですが気づかないうちに地球は少しずつ汚染されていっています。
日本は世界第2位のプラスチック大国といわれていて、1人あたりのプラスチックごみの量は年間約32kgに相当するといわれています。リサイクルされてはいますが、それは何か別の商品に生まれ変わっているわけではなく、燃やして熱エネルギーを得ているのが8割。レジ袋有料化などあらゆる場面でプラスチックをできるだけ使わないような社会になってきてはいますが、もうひとつフェーズを超えて踏み込んでいきたいところです。
スタッシャーに置き替えるだけでプラスチックによる環境破壊を止められる一歩となる
様々な用途に応じて豊富なサイズをラインナップしているサステナブル企業、スタッシャー。
スタッシャーを賢く活用して環境に配慮しながら、サステナブルな生活に彩りが更に増すと思いますので、是非チェックしてみてくださいね!